タチツボスミレ

スミレ科 タチツボスミレ類


もっとも名が知られた“すみれ”と言えるが、実は私にとってこれが難解で、なかなかアップできない“すみれ”でした。
変化が多いのです。 花の色や葉の形・色、はては終期に地上茎と花柄を長く伸ばすと、とてもタチツボとは思えませんでした。
やがて、白花で距に淡紫色が残るオトメスミレ、距も白いシロバナタチツボスミレを知りました。葉の脈の紅褐色が強いものがあるのもずいぶんと悩み続けましたが、アカフタチツボスミレと呼ばれていることを知り、すっきりしました。終期のタチツボの姿も知ると、だいぶ悩みが消えました。
それでも・・・、他の特徴が全てタチツボなのに距だけが白いもの、葉が変化を越えたものなどに出逢うと、自然交雑種として片づけられない、もやもやが残ります。

同定の指標は、地上茎がある:側弁は無毛:距は棒状で曲がらず淡紫色を帯びる:托葉は櫛の歯のようになる:花色はふつう淡紫色で紫条があるが変化がある:葉はふつう心形だが変化がある:といったところでしょうか。

2007.2.12 東京都高尾山今までで最も早い開花です
2005.4.30 東京都高尾山
2006.4.9 東京都奥多摩
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