イヌセンブリ

リンドウ科 センブリ属

 
2007.11.3 千葉県   2007.11.3 千葉県

山野の湿地に生える1〜2年草で、茎はしばしば基部から分枝し、高さ5〜30センチ。葉は対生し、披針形。
花冠は白色で淡紫色の条があり、5深裂し、直径2センチほど。基部に2個の蜜腺溝があり、そのまわりに長い毛が多い(他のセンブリ属にはない)。花期は10〜11月。


〜徒然想〜

ふつうもう少し背が高くなるはずですが、ここでは12センチほどと背が低いです。ホソバリンドウウメバチソウも咲いていたが、やはり低めです。ヤマラッキョウだけは、いつも見る姿でのびのびと数多く咲いていた。

これで、ようやくセンブリムラサキセンブリと合わせ3種が揃いました。ソナレセンブリは、伊豆の海岸でひときわ綺麗でした。
さあ、次は南アルプスに咲くといわれるヒメセンブリです。高山に再びチャレンジです。ファイト!

(翌週、別の場所でイヌセンブリをみつけました。こちらは背丈30センチほど。ヒメセンブリも、幸いにも見ることができました。)

−同じ科の植物−

 2007.10.28 千葉県    2007.11.3 千葉県
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