アオキ /ミズキ科 アオキ属 |
ヒメアオキ /ミズキ科 アオキ属 |
2009.4.12 神奈川県箱根 | 2008.4.20 新潟県 | |
山地の林下に生える常緑低木で、2メートルほどになる。葉は対生し、長楕円形、つやがある。雌雄異株。 赤褐色の4弁花をつけ、花期は3〜5月。実は冬に赤く熟す。宮城県以南、四国、九州、沖縄に分布する。 |
北海道南部、本州日本海側に分布し、高さは1メートルほどになる。葉は対生し、枝の上部に集まる傾向がある。 アオキより小形で、倒卵状長楕円形、先は鋭く尖る。鋸歯はアオキに比べ浅くて目立たないが、2〜7個ある。雌雄異株。 赤褐色の4弁花をつけ、花期は3〜5月。実は冬に赤く熟す。 新潟県ではアオキとの中間型が報告されている。 |
〜徒然想〜 新潟では強烈な印象で咲いていました。普段はあまり見る機会のない花ですが、見直しました。 コシノコバイモを求めて山には入ります。登山道には、オオチゴユリ、コシノカンアオイやオオタチツボスミレ、ナガハシスミレ、マキノスミレなどのすみれ類などが次々現れ、花盛りです。 それらに負けず劣らずアオキの花が咲いてます。 地味な花なのですが、なぜか華やかに見えます。 背丈も60センチほどと、撮影には手頃で、夢中で撮ります。新潟の地がそうさせるのでしょうか。 アオキが多雪地帯の環境に適応したと考えられるものとしてヒメアオキがあることを知り、新潟県で撮ったものをヒメアオキに修正しました。すぐ後に箱根でアオキを探し、確かに葉が小さいことを確認しました。全体的にも小ぶりです。 しかし、花の違いはほとんど分かりません。図鑑をみて花序に伏毛がやや多いことを知りました。 −同じ科の植物− |
アオキ雄花 2009.4.12 神奈川県箱根 | ヒメアオキ雄花 2008.4.20 新潟県 |
アオキ雌花 2014.4.20 埼玉県 | 2008.2.23 東京都高尾山 |
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