亜高山帯の林下などに生える多年草で、高さは5〜15センチ。葉は常緑で根際に数枚付き、腎円形で、先は円いかやや凹み、表面の脈に沿って白班がある。
花は花茎の先に2〜6個付き、緑白色で、直径1センチほど。花柱は花から突き出て湾曲する。花期は6〜8月。本州中部地方以北〜北海道に分布する。
〜徒然想〜
この登山道には、この花が実に多いです。3週間前から特徴のある葉が見られ、今回の山行ではそのほとんどが盛期状態で、道の両側に立ち上がっていました。
ベニバナイチヤクソウがほぼ終わり、ほかにコバノイチヤクソウ、コイチヤクソウ、マルバイチヤクソウ、ムヨウイチヤクソウが見られましたが、これらは全般的に蕾はまだ硬いです。
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