コバノイチヤクソウ

イチヤクソウ科

亜高山帯の林内に生える常緑多年草で、高さ10〜15センチ。葉は花茎の貴部に付き、広楕円形で、基部は円形〜くさび形、薄くてつやがない。
花は茎の上部に3〜7個付き、直径10〜13ミリ、花柱は突き出て、先が湾曲する。花期は7〜8月。中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

今から思うと、イチヤクソウの仲間との出逢いはコバノイチヤクソウから始まっているような気がします。長野県の縞枯山だっただろうか。
花に興味を持ち始めた初期の頃、当時はすべてイチヤクソウと呼び、葉の違いなどあることも意識していませんでした。だから、古い写真には葉が写っているものが少ないです。
それでも、そんな写真をみると、花を美しいと思い始めた頃の気持ちが思い出され、懐かしいです。

葉の比較をマルバイチヤクソウの項に載せました。

2006.7.22 長野県八ヶ岳
   2005.8.8 長野県八ヶ岳  
 2006.7.8 長野県八ヶ岳    2006.7.8 長野県八ヶ岳
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