シコクスミレ

スミレ科 スミレサイシン類



比較的高い山地のブナ帯などに咲く多年草で、高さは7、8センチほど。葉は心形〜広卵形で、先は尖り、縁に低い波状の鋸歯がある。表面は深い緑色で、裏面は白っぽい。
花は中型で、直径1.5センチほど。花弁は白色で唇弁には紫条があり、側弁は有毛のものと無毛のものがある。距は白色で太い。萼片の付属帯に切れ込みが特徴の一つ。花期は4〜5月。
地下茎をのばして増えることから群生することが多い。



〜徒然想〜

アマギカンアオイを探しに伊豆の山域に踏み入れる。道は春の日差しを受け暖かく、ウグイスの調べを聞きながら真似てみる。足下にはタチツボマルバスミレが多く、やがて小さなトウカイスミレが頻繁にみられるようになります。
シコクスミレが不意に現れます。トウカイスミレよりは明らかに大きなすみれで、距は白、側弁に毛があり、何よりも先がとがる葉が特徴的。
シコクスミレは、明日別の天城山域で探す予定だったので、思いがけない出逢いで興奮です。
まだ咲き出したばかりか、葉の展開は少なく、群生せずにポツリポツリとみられます。
この日、アマギカンアオイはみつかりませんでした。

2007.4.28 静岡県伊豆天城(画像にポインターをおいて下さい)
2006.4.22 東京都奥多摩
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