オクチョウジザクラ |
バラ科 サクラ属 |
山地に生える落葉低木〜小高木で、高さは3〜5メートル。葉は倒卵状楕円形で鋸歯があり、先は尾状に尖る。鋸歯の先に腺体がある。 花は葉の展開前又はほぼ同時にやや下向きに付け、白色〜淡紅色。花弁は5枚で、長さ1センチほど、花柱はふつう無毛。萼筒は筒状で有毛。花期は4〜5月。青森県〜滋賀県の日本海側に生える。 〜徒然想〜 この山は木々の花も賑やかです。ユキグニミツバツツジ、ユキツバキ、タムシバ、オオバクロモジなど、赤、白、黄色と、色とりどりです。 オクチョウジザクラは、少し控えめに白い花を付けています。萼筒が長く、花が小さめ、独特な花の姿です。 背丈は撮影には手頃で、目の前に枝を伸ばしています。撮りやすいのが災いしたでしょうか。つい長居をしてしまいます。気が付けば仲間は先行し、姿も見えません。 撮影地、花柄の毛がまばらであること、葉の鋸歯の形態、産地からチョウジザクラではなくオクチョウジザクラとしました。 −同じ科の植物− |
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2008.4.20 新潟県(画像にポインターをおいて下さい) |
2008.4.20 新潟県 | 2008.4.20 新潟県 |
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