タムシバ |
モクレン科 モクレン属 |
山地に生える落葉高木で、高さ10メートルほどになる。葉は互生し、披針形又は卵状披針形で全縁、先は尖る。 葉が展開する前に白色の花を咲かせる。花は直径10センチほど、芳香がある。外側の花被片3個は萼状で小さく、内側6個は花弁状で大きく目立つ。コブシと似るが、タムシバは花の下に葉がない。花期は4〜5月。本州〜九州(日本海側に多い)に分布する。 〜徒然想〜 目的のテリハタチツボスミレの撮影を終え、満ち足りて山を下ります。 朝霧に煙っていた道は、帰りにはすっかり晴れ上がっています。霞んでいたタムシバも、くっきりと白い姿を現しています。5月になっても新潟の山の空気は未だ冷たいです。 純白の花びらを眺めながら大きく深呼吸。冷たい空気が体を突き抜けます。もう一度タムシバをみて、次の撮影地に向かいます。 前年より半月早く訪れた新潟は、タムシバが盛期です。各所で白い花を咲かせ、遠くからでもその白さが目立ちます。 −同じ科の植物− |
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2007.5.3 新潟県 |
2008.4.20 新潟県 |
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