岩手県、秋田県以南〜滋賀県までの主に日本海側の多雪地帯に生える常緑低木で、高さは1〜2メートル。幹はよく枝分かれし、しなやか。
花は赤の5弁で、雄しべの花糸は1/3ほどが合着し、花弁は平開して咲く。葯は濃紅色。花期は4〜5月。
ヤブツバキとの中間型にユキバタツバキがある。
〜徒然想〜
ある著名な写真家のブログに、ユキツバキとユキバタツバキをクイズ形式で問うページが掲載されたことがありました。
さすがに答える方はレベルの高い方々で、ユキバタツバキの名を挙げてきます。私などは何のコメントもできませんで、ただただ感心するばかりです。
そのページの記憶を呼び起こしながら、目の前に現れたツバキを観察します。
細かな脈まで透けて見え、葉の鋸歯が鋭く尖るのが特徴ということで、葉の透け具合も写真に撮ります。
新潟県弥彦山にはユキツバキはないとされていますが、この山は奥まった多雪地帯で、枝は押しつぶされています。
悩んだ末、ユキツバキで収まりました。さて、・・・・・・
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