エゾムラサキ (シロバナエゾムラサキ) |
ムラサキ科 ワスレナグサ属 |
2007.6.30 群馬県尾瀬 | 2007.6.30 群馬県尾瀬 |
深山の林内、林縁、草地に生える多年草で、高さは20〜40センチになる。茎や葉に毛が多い。基部の葉はさじ形、茎葉は倒披針形で、上部の葉は茎を抱く。茎や葉には毛がある。 花冠は咲き始めは淡紅色で、のち淡紫色になり、裂片は平らに開き、先は円形。花期は5〜7月。北海道、中部地方、関東北部に分布する。 ワスレナグサ(括弧内)との違いは、茎が直立し(横に這う)、萼が5深裂し(5浅裂)、かぎ状毛(圧毛)があること。 〜徒然想〜 早めに宿に着き、同行の友人たちと別れ、食事前2時間ほどの花散歩を楽しみました。オオバタチツボスミレやミヤマツボスミレがまだ多く残り、ノピネチドリがアクセント的に咲いています。 一角には、北岳でみたミヤマムラサキや八ヶ岳山麓でみたワスレナグサに似た花がありました。 撮影していると、たまたま通りかかった自然観察グループの案内人が、エゾムラサキと説明しています。尾瀬でもここだけにしかなく珍しいという。 グループが去ったあと、改めてじっくりと撮影しました。 白花もありました。 −同じ科の植物− |
2007.6.30 群馬県尾瀬 | 2007.6.30 群馬県尾瀬 | |
2007.6.30 群馬県尾瀬 | 2012.6.10 長野県上高地 |
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