ノビネチドリ |
ラン科 テガタチドリ属 |
山地の樹林下の湿ったところに生える多年草で、茎は太く、高さ30〜60センチ。葉は5〜10個あり、楕円形〜狭長楕円形で、縁は波状に縮れる。 茎の先に多数の淡紅紫色花を穂状に付ける。唇弁はくさび状広卵形で、先端は3裂する。花期は5〜7月。 〜徒然想〜 遠見では、ハクサンチドリとよく似ています。私も、望遠で撮った花をハクサンチドリと思い、ずっとハクサンチドリのアルバムにストックしていました。 このHPを作成するにあたり、花を見て愕然としました。“花の形が違うじゃないかー!” よく見ると、葉も幅広く、波打ち、全く違います。 ノビネチドリは、花を撮り始めた初期から出逢っていた花です。こんなことなら、もっとじっくりと撮影すればよかったと、悔やまれる。 私が敬拝する「上州花狂いの植物散歩」さんのノビネチドリの項には、盗掘に遭遇した話が載っています。 “盗掘は犯罪”を、私も謳っていきたいです。 その後の出逢いは多いです。尾瀬でも各所に点々とみられ、楽しませてもらいました。 ハクサンチドリとの区別も、葉の縁が波打つので、すぐに分かるようになりました。 −同じ科の植物− |
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2004.6.26 栂池 |
ハクサンチドリ |
テガタチドリ |
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2004.6.26 栂池 |
2007.6.30 尾瀬 |
2016.6.3 北海道 | 2015.6.18 岩手県 |
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