ヨーロッパ原産の帰化植物。道端、河川敷、空地などに生える越年草で、高さは1メートルほどになる。全体はほぼ無毛。茎は中部以上でよく分岐する。葉は2〜3回深裂し、さらに糸状に細裂し、やや多肉質になる。
頭状花は直径4センチほどで、白色の舌状花と黄色の筒状花からなり、花床は半球形。花期は6〜8月。
~徒然想~
近くの多摩川河川敷は、帰化植物のオンパレードです。カキネガラシなどのアブラナ科、ネズミムギなどのイネ科、メリケンガヤツリなどのカヤツリグサ科・・・、今までは見向きもしなかったものまで、コロナ下では撮影するようになっています。
イヌカミツレは2013年の撮影ですが、少し目立っていたので撮影したのでしょう。
そういえば、近年は余り見えないように思えます。たくましい帰化植物でも衰退することがあるのでしょうか。
在来のシカギクとは、痩果に4稜を持つ点で識別されますが、確認していません。シカギクは、本州北部以北に分布します。
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