セイヨウタンポポ×カントウタンポポ

キク科 タンポポ属

帰化植物。道端、空地などに生える多年草で、高さは5〜30センチ。セイヨウタンポポとカントウタンポポの雑種。
セイヨウの特徴は総苞外片が垂れ下がることであるが、雑種は総苞外片が開出するが垂れ下がらない。ただし、雑種の常で色々なタイプがある。花期は3〜6月。関東〜中部地方に分布する。

〜徒然想〜

やはり! という想いでした。セイヨウタンポポは在来のカントウタンポポと雑種を作るということは予測されました。
「野の花賛花」でその存在を知り、探してみることにしました。3月半ば、そろそろ咲き始めているはずと、近所の多摩川に向かいます。ここで思いがけない発見がありました。多摩川土手のタンポポは、すべてカントウタンポポだったのです。まだこんなに残っていたのかと、うれしくなりました。

では雑種は・・・。「野の花賛花」の記載のとおり多摩川の土手を外れ車道沿いを探すと、それらしき個体がみつかりました。
特段の感動はありませんでしたが、2015年の春はタンポポ探しから始まり、近所にも色々なタンポポがあることを知ったのは有益でした。カントウタンポポ、ウスジロカントウタンポポアカミタンポポ、セイヨウタンポポ×カントウタンポポなどで、花期も微妙にずれるようでした。

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2015.3.26 神奈川県稲城市(画像にポインターをおいてください)
2015.4.25 東京都調布市 2015.4.25 東京都調布市