セイヨウタンポポ |
キク科 タンポポ属 |
ヨーロッパ原産の帰化植物。空地、道端などに生える多年草で、高さは10〜45センチ。根生葉は倒披針形で、羽状に浅〜深裂するが、裂け方は変化が多い。 頭花は黄色で、直径3.5〜5センチ。総苞外片は大きく反り返る。痩果(種子)は灰褐色。花期は春〜初夏。 〜徒然想〜 アカミタンポポやセイヨウタンポポとカントウタンポポの雑種があることを知り、それらを探しながら比較してみることにしました。 3月中旬から探し始めると、みつかるのはカントウタンポポばかりです。まだカントウタンポポがこんなに見られるのか、意外な想いでした。ウスジロカントウタンポポも同時期に見られました。 セイヨウタンポポは少し遅れて花を咲かせるようです。そして、4月も半ばを過ぎるとセイヨウタンポポばかりです。その中間の時期にみつけたのがセイヨウタンポポ×カントウタンポポの雑種でした。 −同じ科の植物− |
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2015.4.11 東京都狛江市 |
欧州産のセイヨウタンポポは繁殖力が強く日本産のタンポポを駆逐する勢いなので、これを知る人には忌み嫌われています。 萼にあたる総包片がトゲのように反転しているのが特徴で、花を横から覗くとすぐ分かります。 花がややオレンジ色がかって見えるときがあるが、これだけでは識別できない。横から覗いてみるしかないでしょう。 日本産のタンポポにはカントウタンポポ、カンサイタンポポ、シロバナタンポポ、エゾタンポポ等があるが、いずれも総包片は反転していません。 |
2015.4.11 東京都狛江市 | 2015.4.11 東京都狛江市 |
2015.4.16 東京都狛江市 |
2006.4.16 東京都裏高尾 |