アカバナヒメイワカガミ |
イワウメ科 イワカガミ属 |
ベニバナヒメイワカガミと表することもある。山地の岩場に生える多年草で、高さは10〜20センチ。葉は卵円形で、1〜5対の鈍い鋸歯がある。 花は花茎の先に2〜7個つけ、紅紫色。花期は4〜5月。関東地方南部〜中部地方に分布する。 〜徒然想〜 ネットの情報で箱根に産するとありましたが、花期にはまだ早く5月の連休の混雑を嫌い、奥多摩で探すことにしました。 いつもは下りに使う道を、今日は初めて登ります。すると、疲れて下るときには見えなかったチゴユリやナガバノスミレサイシン、ヒナスミレの葉が見えてきます。アケボノスミレやマキノスミレもまだ咲き残っています。 改めてこの地を見直すことになりました。 岩場にさしかかると目的のアカバナヒメイワカガミがみられましたが、この花さえ下り道では気付いていなかったかもしれません。疲れは、やはり注意力を奪うのでしょうか。 アカバナヒメイワカガミの多くは崖地に群生していて、撮影しやすい場所はまばらです。昔は足下に沢山咲いていたのにと嘆きつつ、年配者が山を下っていきました。 −同じ科の植物− |
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2010.5.4 東京都奥多摩 |
2010.5.4 東京都奥多摩 | 2010.5.4 東京都奥多摩 |
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