ヒナスミレ |
スミレ科 ミヤマスミレ類 |
2006.4.9 東京都奥多摩 |
山地の半日陰地に生えることが多く、背丈3〜8センチ。葉は長楕円形〜披針形で、基部は心形、鋸歯があり、先が細く尖る。葉の両面に毛が多く、地面に水平に広がる特徴がある。 花は淡紅紫色〜鮮紅紫色で、直径1.5〜2センチ、側弁の基部はふつう有毛。距は長くて太い。北海道南部〜九州中部以北に分布する。 葉の葉脈に沿って斑があるものを、フィリヒナスミレといい、花の白いものをシロバナヒナスミレといいます。 〜徒然想〜 花が美しいすみれです。 でも、このHP開設当初の画像は、青味や赤味が強すぎたりして、本来の色が紹介できていなかったように思えます。当初のデジカメが色出しに不得意だったのが言い訳ですが、多分にカメラマンの力量でしょう。過去の画像を本来の色に戻したり、新たな画像を加え、一新しました。 ある神社の境内では、杉の大木の下は暗い森になっているものの、この花が明るく咲いていました。ときに、光の具合で幻想的にもみえる被写体があり、撮り込もうとしましたが、なかなか思い通りの姿をとらえることができませんでした。 美しいすみれですので、これを親とする交雑種はより美しい花を持つことが多いです。その代表がオクタマスミレです。 −同じ科の植物− |
2016.4.6 群馬県 | 2012.4.14 東京都奥多摩 |
2014.3.29 東京都高尾山 |
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