ヤマネコノメソウ |
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 |
沢沿い、湿った林内、林縁などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。全体に長毛があり、葉は互生し、腎円形で鈍鋸歯がある。 萼片は黄緑色で平開し、苞は緑色。雄しべは4〜8個で、葯は黄色。花期は3〜4月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 ヤマネコノメソウとネコノメソウの区別は難しいものの一つです。いずれも花弁状の萼が黄色で、一見すると同じに見えます。多少、ネコノメソウの方の黄色がぼやけているかもしれません。しかし、ヤマネコノメソウの葉が互生で、ネコノメソウが対生であることを覚えれば、見分けの苦は無くなります。 私がよく行く奥多摩や高尾ではヤマネコノメソウが多いようです。水辺から離れたところでも出逢えます。 奥多摩では雄しべが8個、高尾では雄しべが4〜5個のものが多かったです。 新潟の地での会話です。やっぱりヤマネコノメソウでしょうね。二人で期待を込めながらも、迷った末の結論でした。 それにしても、あまりにもきれいです。オオミスミソウやカタクリが咲き誇る新潟の地が、そういう想いにさせるのでしょうか。 −同じ科の植物− |
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2006.4.9 東京都奥多摩蕎麦粒山 |
2006.4.9 東京都奥多摩蕎麦粒山 |
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雄しべは4〜5個 2021.3.22 東京都奥高尾 | 雄しべは8個 2006.3.26 東京都奥多摩蕎麦粒山 |
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