シロスミレ |
スミレ科 ミヤマスミレ類 |
2004.6.4長野県車山 |
別名シロバナスミレ。低地の湿地、高地の草原などに生える多年草で、高さは10〜15センチ。葉は三角状披針形〜楕円状披針形で、葉身が葉柄より短く、垂直に立つ。 花は白色で紫条があり、直径1.5〜2センチ。側弁は有毛。 北海道の湿地、東北〜中部地方の山地に分布する。 〜徒然想〜 アリアケスミレに似ていますが、シロスミレは本州中部地方では比較的高地に生え、分布は重なりません。 横岳登山の翌日は、一人静かに車山を散策ししました。周辺にスズランの大群生地を見つけましたが、全般にまだ花は少なく、アマドコロが歩道脇に見られる程度でした。 そんな中でひっそり、草に埋もれるように一株の白いすみれが咲いていました。 気になっていたシロスミレの撮り直しの機会を得ました。記録をたどれば、いつの間にか4年ぶりになっていました。そして、改めてアップ済みのシロスミレを見ると、あまりにもお粗末。急ぎ画像を追加することにしました。 それにしても、シロスミレ、タデスミレ、タチスミレ、ヤクシマスミレ、エゾノタチツボスミレなど、立ち上がる白いすみれは、気品があり綺麗です。何とも清楚で、それぞれを想い描くだけで、身が洗われます。 信州では高原に咲いていましたが、北海道では低地の湿地や水辺の草地に生えていました。シロバナスミレと呼ばれることが多いようです。 -同じ科の植物- |
2008.6.7長野県車山 | 2008.6.7長野県車山(画像にポインターをおいて下さい) | |
2014.6.14 長野県 | 2016.6.7 北海道 |
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