タチスミレ

スミレ科 ニョイスミレ類



湿った草原やアシ原などに生えるので、自らも背丈をのばし1メートルほどにもなる。
葉は長披針形。花は白色で小さく、直径1センチほど。側弁の基部には短毛が密生する。距は短い。花期は5〜6月。
生息地の開発などにより数を減らし、関東平野と九州大分、鹿児島県だけで確認できている。



〜徒然想〜

2日間に渡る、遠方からすみれ好きの方々を迎えた「すみれ観察紀行」は、タデスミレに始まりタチスミレで終わることになった。
両者から受ける印象はよく似ており、いずれも清楚で上品。我が身が洗われるような出逢いとなった。このような演出をしてくれた師匠M氏に、改めて感謝の意を表したい。
想えば、信州から栃木路へと、よく走り回った。いずれの観察地も、知る人ぞ知る貴重な観察地であるが、ごく普通の場所でもある。それだけに、ほんの少しの油断で貴重な植物が消えかねない危険性をはらんでいる。
愛好家諸氏が守り続けてきた植物を今後も大切に見守ることを約しつつ、徒然想を記す。

2007.5.27 栃木県(画像にポインターをおいて下さい)
2007.5.27 栃木県(画像にポインターをおいて下さい)
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