セイヨウノコギリソウ

キク科 ノコギリソウ属

 
2012.7.22 北海道   2012.7.22 北海道

ヨーロッパ原産の帰化植物。低地〜山地の道端や草地などに生える多年草で、高さは30〜100センチ。葉は無柄で、長楕円形〜線状楕円形、2〜3回羽状に深〜全裂する。
頭花は多数集まって付き、舌状花は白色〜紅色。花期は6〜9月。

〜徒然想〜

仲間と白馬の足湯に浸かりながら、のんびり明日からの山散歩談義をしています。ビールが格別です。
そんな脇に花壇があり、鮮やかな赤い花がありました。葉はノコギリソウによく似ています。ノコギリソウに比べて切れ込みが細かく入り、もじゃもじゃして見えます。
セイヨウノコギリソウにこんな色があったのかと驚きますが、園芸用にいろいろな色の花が販売されていることを知ります。赤のほかに、ピンク、白、黄色など色は豊富です。

北海道では、車が頻繁に行き交う道端に生えていました。この帰化種が、ずいぶんと広がっているようでした。
北海道には、キタノコギリソウエゾノコギリソウ、ノコギリソウなどがあり、ノコギリソウの仲間も区別が難しいことを知りました。

長野県八ヶ岳の登山口付近でこの花をみつけ、こんなところにも帰化種が侵出していることに驚きました。

−同じ科の植物−

  2005.7.22 長野県白馬(植栽)   
     
   2016.6.9 北海道  
2023.7.7 長野県八ヶ岳山麓 2023.7.7 長野県八ヶ岳山麓
2012.7.22 北海道
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