ノコギリソウ

キク科 ノコギリソウ属

高原などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。葉は互生し、線状披針形〜長楕円形で、縁は櫛の歯状に中〜深裂し、基部はやや茎を抱く。
頭花は茎頂に散房花序となって密に付き、舌状花は5〜7個、白色で直径1センチほど。花期は7〜9月。本州〜北海道に分布する。

〜徒然想〜

葉は細長く、規則正しく細かい切れ込みが並
びます。それが鋸の歯に似ているのでノコギリソウの名があります茎の先の散房花序にたくさんの白い花を付けます
セイヨウノコギリソウは花色は豊富で、白のほか、黄色、ピンク、赤など、華やかです。葉は切れ込みがもっと細かく分かれています。
ヤマノコギリソウとは、頭花の数が少なく、舌状花が短い違いがあります。
エゾノコギリソウは、葉が櫛状にならず鋸歯になります。

−同じ科の植物−

2005.6.5 箱根湿性花園
2004.8.21 蓼科山
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