ハクサンフウロ
シロバナハクサンフウロ

フウロソウ科 フウロソウ属


 
2005.8.17 長野県車山   2003.7.27 長野県車山


高原、亜高山〜高山帯の草地などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。根出葉は長い葉柄がある。茎葉は掌状に5深裂し、裂片は菱状倒卵形、1〜3回3中裂し、裂片は細長い。表面には短い伏毛が、縁や裏面脈上には密に毛がある。
花は集散状で頂生し、紅紫色で直径2
.5センチほど、花弁は5枚で、縁と内面に白い軟毛が密生する。花期は7〜8月。本州中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

フウロソウの仲間で最も知られた花と言えるでしょう。高原から高山帯まで、広く見られます。花期も長く、場所によっては秋に入ってもピンクの花を風に揺らしています。
フウロソウの仲間にアサマフウログンナイフウロタカネグンナイフウロなどがありますが、アサマフウロとの見分けが難しいです。
アサマフウロは、花がより赤に近い、葉がより切れ込むなどの特徴を有します。花の径もやや大きいです。
古い写真を引っ張り出したら、白花がありました。
シロバナハクサンフウロと呼ばれます。

−同じ科の植物−

 2008.7.26 山形県   2002.6.22 長野県池の平高原  
 
 2003.8.2 長野県志賀高原    2006.7.15 長野県車山
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