グンナイフウロ
シロバナグンナイフウロ
フウロソウ科 フウロソウ属

 
  2002.6.22 長野県車山

山地から亜高山の草地に生える多年草で、高さ30〜50センチ。茎、葉柄、花柄に毛が多い。茎葉は互生、最上部では対生する。
花は直径3センチほど、淡紫色で濃淡がある。花弁の基部に白色の軟毛がある。花期は7〜8月。中部地方以北に分布する。


〜徒然想〜

山梨県東部に甲斐の国から分断された経済圏があり郡内と呼ばれていました。その名に因んでこの名がつけられた名です。

高山型にタカネグンナイフウロがあり、咲く地域と花の色の違いがありますが、区別が意外と難しい。グンナイフウロの方が淡い紫の花で、優しげです。
花が落ちて赤くなった姿も面白いです。

この花は後ろに反り返るので、ハクサンフウロやアサマフウロとは容易に区別できます。
車山では白花もみられ、シロバナグンナイフウロと呼ばれます。ました。


−同じ科の植物−

2003.8.2 志賀高原 2006.7.15 長野県車山
2021.7.6 静岡県
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