アサマフウロ |
フウロソウ科 フウロソウ属 |
高原の湿った草地などに生える多年草で、高さは60〜80センチ。葉は基部近くまで掌状に5深裂し、さらに2〜3回3出状に切れ込んで、最終裂片は幅3ミリ程度になる。葉の表面、縁、裏面脈上に微細な圧毛がある。 花は濃紅紫色で直径3〜4センチ、花弁には濃色の脈が目立つ。日本のフウロソウ属では最も大型で、色も鮮やか。花期は8〜9月。本州中部地方に分布する。 〜徒然想〜 アサマフウロは、ハクサンフウロに比べると花は大きく紅色が濃いとされています。撮影済みでしたが、今ひとつ不安が残り、いつの日か典型的なアサマフウロを見たいと願っていました。 積極的に探すことはしていませんでしたが、ようやくその機会がきたようです。 以前良く通った道にこの花が群生していました。 アサマフウロとハクサンフウロの違いは明らかです。花は明らかに大きく、色は紫紅色といえるでしょう。葉の切れ込み具合も違います。 不安はすっかり消えました。 −同じ科の植物− |
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2010.8.13 長野県 |
2010.8.13 長野県 | 左はハクサンフウロ(又はタチフウロ) 2010.8.13 長野県 |
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