ヤブデマリ |
スイカズラ科 ガマズミ属 APG分類ではガマズミ科 |
山地の谷筋などの湿った林内に生える落葉低木〜小高木で、6メートルほどになる。葉は対生し、楕円形〜広楕円形、先は短く尖り、縁には鈍い鋸歯がある。 枝先の散房花序に両性花と白い装飾花を付ける。装飾花は直径2〜4センチ、深く5裂して平開する。 裂片は1つだけ小さい。花期は5〜6月。 〜徒然想〜 この日の高尾の花散歩は、ウツギ、ガクウツギ、コゴメウツギと、ウツギの名が付く花の連続です。 その中でもひときわ白く華やかで、蝶が戯れている花がありました。ガクウツギとは違います。ウツギやアジサイの仲間を検索しましたが、どれにも相当しません。 綺麗な花なのに名前が分からなくて、しばし悔しい想いをしていました。 しかし、分かってしまえば見分けやすく、1つだけ極端に小さい5弁の装飾花が特徴的です。 オオカメノキとも似ています。 蝶はアサギマダラ。本州の北から沖縄まで渡りをする渡り蝶です。 −同じ科の植物−
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2006.6.24 群馬県玉原湿原 |
2006.5.14 東京都裏高尾 |
2012.6.2 島根県 | 2022.5.25 山梨県 |
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