テリミノイヌホオズキ |
ナス科 ナス属 |
半日陰の林縁などに生える1年草又は多年草で、高さ30〜60センチ。葉はやや質が薄く、先が狭く尖り、ふつう鋸歯がない。 茎の途中に花序を出し4〜7個の花を付ける。花冠は白色で径3〜5センチ。花期は沖縄では一年中。液果は球形で黒色に熟す。 〜徒然想〜 目の前には見事なフサナリツルナスビが見え、花仲間が半円になってそれぞれ撮影に取り組んでいます。しばらく順番を待ちます。 目を転じると、傍らにはベニバラボロギクやイヌホオズキ、鋭いトゲをもつキンギンナスビなどが咲いていました。 精査すると、イヌホオズキと思ったのは、テリミノイヌホオズキと思われました。 これと思っても南の地では別種のことがあります。ほんとに、南の地の植物観察はおもしろいです。 旧型のデジカメでは実色が出ないことがあります。緑色のかぶりを取る修正をさせていただきました。 また、この仲間は知るほどに難しい仲間であることを知りました。茎や葉、花の形、果実の大きさや表面の状態、種子や顆粒など、素人には投げ出したくなるような見極めが必要です。 −同じ科の植物− |
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2006.9.16 沖縄県 |
2015.3.5 沖縄県 | 2006.9.16 沖縄県 |
2015.3.5 沖縄県 | 2015.3.5 沖縄県 |