熱帯アメリカ原産の帰化植物。暖地に野生化している1年草で、高さ1メートルほどになる。茎は枝分かれし、全体に長短不ぞろいの鋭いトゲが密生、基部はやや木質化する。葉は卵円形3〜5片に裂け、両面に白い剛毛が生える。
茎の途中から短い花軸をだし1〜5個の花をやや束状につける。花冠は直径2センチほどで、白色、5裂し、平開して先は反り返る。液果は直径2、3センチほどで球形。関東南部〜沖縄に分布する。
〜徒然想〜
何だこれは! 茎にびっしりと剛毛と鋭いトゲがあります。花はナス科と予測できる特徴ある姿です。
さすが、遠い地沖縄です。見たこと無い植物が次々と現れます。近くには、対照的に美しいフサナリツルナスビが垂れ下がっていました。そちらの撮影に注力したためか、この花の撮影は2ショットのみでした。
果実が初め白く、のちに赤に変わり、1本の茎に様々な色の実がつくので金銀茄子の名が付けられています。
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