フサナリツルナスビ

ナス科 ナス属

  
2007.3.17 沖縄県(本島) 2007.3.17 沖縄県(本島)(画像にポインターをおいて下さい)


南米原産の帰化植物。林縁などに生える常緑蔓性多年草で、長さ2〜5メートル。全体無毛で、刺はない。葉は互生し、長楕円形で先は尖り、羽状に3〜9裂する。
葉腋から集散花序を下垂し、直径3センチほどで青紫色の花を多数付ける。葯は黄色。果実は直径1センチほどで、赤く熟す。花期は周年。


〜徒然想〜

観賞用に植栽され、時として逸出して野生化しています。分布ははっきりしていません。

ここでは、シダが茂る壁の隙間から鮮やかな紫の花が覗いていました。こんなときはM師匠の出番です(凝るのです)。花が落ちないよう慎重に撮影の邪魔になる植物を退けていきます。草陰からは見事な房なりの花が姿をみせました。
おーー! と歓声しきり。順番を待って最後にじっくり撮らせてもらいました。

2014年にもきれいな花を見ることができましたが、以前撮影したことを記憶しているので、丁寧には撮りませんでした。これが失敗で、2014年の方がずっといい状態の花でした。

−同じ科の植物−

2007.3.17 沖縄県(本島)
   
2007.3.17 沖縄県(本島)
     
   2014.9.26  沖縄県