アフリカ原産の帰化植物。山野、道端海岸などにややふつうに生える1年草で、高さは50〜120センチ。茎は直立し、上部でよく分枝し、赤紫色を帯び、毛を散生する。葉は互生し楕円形〜倒披針形、下部の葉は葉身が不規則に羽状中裂するか粗い鋸歯縁となる。
花序は先が垂れ 頭花は下向きに咲く。花冠は両性の筒状花からなり、上部は紅赤色で下部は白色。総苞は長さ10ミリほどで、総苞片は1列で線形。冠毛は白色、糸状。花期は8〜11月。
〜徒然想〜
山地で出逢い、頭を垂れた細長く赤い花が面白く、ページにアップするのを楽しみにしていました。
その後、野や海岸で出逢う機会が増えてくると、その新鮮さが消え、撮影することもなくなりました。
沖縄県では3月に見る機会がありました。遠い地では固有の植物が見られることがよくあり、本件もと思いましたが同じでした。
南の地では、真冬でも花が咲くようです。
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