タガソデソウ |
ナデシコ科 ミミナグサ属 |
2008.6.7 山梨県(画像にポインターをおいて下さい) | 2012.6.10 長野県 |
低山から亜高山のやや湿ったところに生える多年草で、高さ30〜50センチ。葉は対生し、柄がなく、披針形〜卵状披針形。 花は茎頂に数花がまばらに付き、白色5弁花で、直径は2センチほど。花期は5〜6月。本州中部地方に、やや稀に分布する。 〜徒然想〜 はじめは既に花が終わりかけの萎んだ姿が見られましたが、山の上に行くに従って、次第に姿のいい個体が出てきます。 やや薄暗い林に咲く純白の花は、オトコヨウゾメと同様に、綺麗です。その他、ウツギやオオヤマフスマ・・・と、上に下にと、白い花が続きます。白の競演です。暗いと、虫たちにも白が映えてみえるのでしょうか。 やがて、森林限界もここまで〜目の前に大きく開けた明るいピークにたどり着きます。石灰岩の、これまた白の広場です。 和名には「誰袖草」の漢字があてられていました。風情のある名で、一層好きになってしまいました。 −同じ科の植物− |
2008.6.7 山梨県 | 2008.6.7 山梨県 |
2008.6.7 山梨県 |
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