デワノタツナミソウ

シソ科 タツナミソウ属

やや湿った林に生える多年草で、高さ10〜30センチ。葉は卵形〜3角状卵形で、下部のものはときに卵心形になる。縁には波状歯があり先端は鈍く、基部は広いくさび形。表面にはまばらに毛がある。
花冠は紫色で、下唇には紫斑がない。花期は5〜6月。
近畿地方以北の日本海側の山地に分布する。

〜徒然想〜

脇道を少し歩こうと車を止めたすぐ脇に咲いていました。偶然の出逢いです。
タツナミソウは地域種が多いと聞きます。アカボシタツナミソウ(沖縄)、シソバタツナミソウコバノタツナミソウタツナミソウは出逢っています。
このあたりならば、デワノということで一応納得したものの、その場では違いがよく分かりませんでした。
下唇には紫斑がないのが特徴でした。確かに紫斑がなく、白いです。

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2007.6.2 新潟県佐渡市
   2007.6.2 新潟県佐渡市  
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