シナノタンポポ

キク科 タンポポ属


山野に生える多年草で、高さは20〜30センチ。根生葉は倒披針形で、羽状に深裂するか、欠刻がある。
頭花は黄色で、直径4センチほど。総苞外片は太く。内片に密着し、角状突起はないものが多いのが特徴。花期は3〜5月。関東地方北部〜中部地方に分布する。

〜徒然想〜

年明け早々の上州路だというのに陽射しが強く、車での撮影行脚は早春のようです。タンポポなどを見ると尚更です。撮影する背に当たる陽が心地いい。

カントウタンポポ、カンサイタンポポ、ヤツガタケタンポポなど地域に特化したタンポポに出逢うのはうれしいものだが、どこが違うのかいつも思います。

気づいたことは、総苞が大きく碗形で、総苞片が太く、密着し、花茎に毛が多いことなどです。
カントウタンポポの亜種であるということだが、葉の様子が違うように思えました。葉が紫褐色に色付いているのは。冬場であるからでしょう。

−同じ科の植物−
2007.1.13 群馬県富岡市
   2007.1.13 群馬県富岡市(画像にポインターをおいて下さい)  
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