ヌスビトハギ

マメ科 ヌスビトハギ属

 
2013.7.14 山梨県   2006.8.18 東京都奥多摩

山野の草地や道端に生える多年草で、高さ0.6〜1.2メートル。下部はやや木質化する。葉は3小葉からなり、卵形〜長卵形。側小葉はやや小さい。
花は淡紅色で、細長い花序にまばらにつく。花冠は淡紅色で、長さ3〜4ミリ。果実はふつう2つの小節果からなる。花期は7〜9月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

きれいな花をもつのですが、なかなかこれを捉えるのは難しい。細長い穂が風によく揺れるのです。おまけに花は小さので、いい写真が撮れません。

仲間に、フジカンゾウマルバヌスビトハギ、オオバヌスビトハギのほか、アレチヌスビトハギ等の帰化植物があります。
さらに調べると、オキチハギ、ケヤブハギ、ヤブハギの名がみつかりました。
難しいグループで、それぞれ特徴を勉強しなければならないようです。
本項の画像は、これらが混同しているかもしれません。

果実の画像がフジカンゾウの果実でないかと指摘され、検証した結果指摘のとおりであり修正しました。ありがとうございました。
両者の果実を比較し、形も大きさもだいぶ違うことが分かりました。

−同じ科の植物−

 2012.7.29 北海道    2024.10.14 東京都調布市
2024.10.14 東京都調布市
上はヌスビトハギ、下はフジカンゾウ
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