ナギナタコウジュ

シソ科 ナギナタコウジュ属

 
2006.10.7 東京都高尾山   2006.10.7 東京都高尾山
 
比較的日当たりのいい山地にふつうに生える1年草で、高さ30~60センチ、強い香りがある。葉は対生で長柄があり、長卵形で先は尖り、粗い鋸歯がある。
茎の先端に花穂をつけて、長さ4ミリほどの淡紫色の唇形花を片側だけに密に付ける。花穂の片側に花を沢山つけ、少し反り返る。

~徒然想~

薙刀そのもの姿で、当を得たいい名前が付けられたと感心します。
沢沿いのこの道は、セキヤノアキチョウジレモンエゴマゲンノショウコなど秋の花が次々と現れ飽きません。
久しぶりに訪れたこの道で、高尾を一層見直すこととなりました。

この道には、葉幅がやや広く、基部には翼があり、苞が上部が幅広なフトボナギナタコウジュもあります。

-同じ科の植物-
2022.10.18 東京都八王子市 2022.10.18 東京都八王子市
   2006.10.1 山梨県清里高原 背丈は5センチ  

背丈5センチほどの個体でも立派な花を咲かせることを、東京のKさんに教えていただいた。清里高原で出逢って以来の疑問が解決しました。
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