ナギナタコウジュ

シソ科 ナギナタコウジュ属

花穂の片側に花を沢山つけ、少し反り返る。薙刀そのもの姿で、当を得たいい名前を付けたものだと感心する。
沢沿いのこの道は、セキヤノアキチョウジ、レモンエゴマ、ゲンノショウコなど秋の花が次々と現れ飽きない。久しぶりに訪れたこの道で、高尾を一層見直すこととなった。

比較的日当たりのいい山地にふつうに生える1年草で、高さ30~60センチ、強い香りがある。葉は対生で長柄があり、長卵形で先は尖り、粗い鋸歯がある。茎の先端に花穂をつけて、約4ミリの淡紫色の唇形花を片側だけに密につける。

秋の花の盛期に採取した全草は生薬で、香薷(こうじゅ)という。利尿、解熱、止血薬として全身浮腫、風邪、腹痛等に用いる。血行を良くして発汗を促す作用もある。中国の生薬で香薷は、海州香薷のことをいう。
2006.10.7 東京都高尾山(画像にポインターをおいて下さい)
                       2006.10.1 山梨県清里高原 背丈は5センチ


背丈5センチほどの個体でも立派な花を咲かせることを、東京のKさんに教えていただいた。清里高原で出逢って以来の疑問が解決しました。

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