ゲンノショウコ フウロソウ科 フウロソウ属
2005.9.4 東京都高尾山



山野の草地などに生える多年草で、高さは30〜60センチル。茎はよく分枝する。茎、葉柄、花柄に開出毛が目立つ。上部の葉は3深裂し、下部の葉は5中裂〜深裂する。裂片は卵形で2〜6個の大きな鋸歯がある。
花は濃紅紫色、淡紅紫色〜白色で、直径1〜1.5センチ、花柄や萼片には腺毛がある。花期は7〜10月。北海道〜九州に分布する。


〜徒然想〜

日本の民間薬の代表的なもので、知っている方も多いと思います。副作用がない優れた生薬であり、下痢止めの他に、胃腸腹痛、腸カタル、便秘、腫れ物、風邪、慢性の胃腸病など、ほとんど万病に効くとされています。地域によっては「イシャイラズ」、「イシャコロシ」の異名があるくらいです。
ゲンノショウコの名前が「現に良く効く証拠」に由来していることからも、その効能が伺えます。
ゲンノショウコの地上部を採取し乾燥して用いますが、若い時の葉はキンポウゲ科のトリカブト類に非常によく似ているので注意が必要です。夏の開花期に採取すると間違えることはないと思います。

似た花にコフウロがあります。

−同じ科の植物−

 2010.8.21 長野県    2010.8.21 長野県
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery