ミネズオウ 
ベニバナミネズオウ

ツツジ科 ミネズオウ属

高山に生える常緑の矮生低木で、低く地を這いマット状に広がる。葉は対生、革質、狭長楕円形で、長さ6〜10ミリ。
枝先に散形に2〜5個の花を付ける。花冠は白色で赤みを帯び、鐘形で、5中裂する。本州中部以北、北海道に分布する。
名は、スオウはイチイを意味し、葉がイチイに似ることによる。
花冠が濃紅紫色のものはベニバナミネズオウという。

〜徒然想〜

八ヶ岳など亜高山〜高山帯でふつうに見られるので、つい油断していました。撮影しなかったり雑になったりで、アップしようにもいい写真が残っていません。
北海道のミネズオウは色が濃くてきれい、との情報をみて、北海道での出逢いが楽しみな花になっていました。結果は、・・・・・・・・
やはり、すばらしい色合いです。紅赤色が、ときに濃く、ときに淡く、緑の床と見事なコントラストで群生していました。花も大きいようです。
撮影後も、しばらく小さな花の群にみとれていました。ふと、視点を広げるとイワウメミヤマキンバイキバナシャクナゲが奧に広がっています。再びみとれることになりました。

−同じ科の植物−
2007.7.10 北海道大雪
   2007.7.28 山梨県北岳  
 2009.8.17 北海道大雪    2004.6.15 長野県八ヶ岳
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