イワウメ

イワウメ科 イワウメ属

 
2007.7.11 北海道大雪   2004.6.15 長野県八ヶ岳

高山の岩地などに生える常緑小低木で、高さは1〜5センチ。葉は互生し、細い倒卵形で、長さ6〜15ミリ。
茎の先にやや黄色味を帯びた白色の花を上向きに1個付ける。花冠は、鐘形で5数性、直径1センチほど花期は7〜8月。北海道〜本州中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

まさに高山の春を告げる梅の花と言っていいでしょう。厳しい山の岩肌にぴったりと貼り付いて、山の春を待ちわびたように一斉に花を咲かせます。
ややクリーム色を帯びた柔らかそうな花からは、香りが立ち上がってきそうです。
高山でも早く咲き始める花で、平地の梅の開花に繋がるものがあります。

北海道大雪では、山の麓一面がこの花で埋め尽くされ、壮観でした。

−同じ科の植物−


     
  2004.6.15 長野県八ヶ岳   
 2007.7.10 北海道大雪    2004.6.4 長野県八ヶ岳
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