ヒゲマルバスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ属

マルバスミレには側弁の基部が有毛のものと無毛のものがあり、有毛のものはヒゲマルバスミレと呼ばれています。
一方で、これを区別することがあまり意味はないとする方もおられます。

〜徒然想〜

静岡県でキバナハナネコノメを撮った帰り道、ふと車道脇をみると白いすみれが沢山咲いていました。そのほとんどがマルバスミレで、タチツボスミレがちらほらと混じっています。
マルバスミレの側弁には毛があり、“ああ、これがヒゲマルバか!”と思ったものです。

高尾ではヒゲマルバに出逢ったことはありませんが、それでも出逢いの報告があります。
通い詰めた高尾で、側弁を覗きながらのすみれ鑑賞も、また新鮮でしょう。

やはり、高尾山でもヒゲマルバスミレがありました。側弁を覗きながら歩くと、思いの外多く見られることが分かりました。花弁がピンク色を帯びるものも見られました。

-同じ科の植物-

2007.4.21 静岡県(画像にポインターをおいて下さい)
   2007.4.21 静岡県(画像にポインターをおいて下さい)
 
   2013.4.11 東京都高尾山  
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