オクモミジハグマ

キク科 モミジハグマ属

山地の木陰に生え、高さ40〜80センチ。頭花は、多数が穂状につき、3個の小花からなり、小花の花冠は細く5裂し、裂片はよじれる。それぞれの小花に1個の雌しべと3個の雄しべがあり、雄しべは花の外に飛び出す。
葉は腎心形又は円心形で、掌状に浅裂する。縁には鋸歯がある。

〜徒然想〜

カニコウモリとの違いを見極めようと、まだ薄暗い朝の登山道を登る。
カニコウモリに混じって、ときおり葉の形が違う花が現れます。
並べてみればその違いは明らかですが、ついつい花ばかり見ていた私には同じに見えてしまっていたのです。
気になっていた違いが確認でき、ほっとします。
さあ、次は今日の第一目的、トラキチランを探しにさらに登ります。

オクモミジハグマは好きな花の一つでしたが、その後テイショウソウエンシュウハグマに出逢い、ますますハグマの仲間が好きになりました。

−同じ科の植物−
2006.9.9 山梨県北岳  左の葉はカニコウモリ
2006.8.18 東京都奥多摩三頭山
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