エゾイチゲ

キンポウゲ科 イチリンソウ属

温帯上部〜亜寒帯の林縁や草地に生える多年草で、高さ8〜18センチ。ヒロハヒメイチゲの名を持つように、ヒメイチゲよりも葉が幅広く卵状長楕円形。
花も大きくて直径1.5〜2センチ。花弁(萼片)は白色で5〜7枚。花期は5〜7月。北海道と樺太に分布する。 

〜徒然想〜

サンリンソウに似た花をみつけました。葉の切れ込みが少なく、咲く場所も違うので、別の植物を確信しました。
ヒメイチゲにも似た雰囲気を持っていて北海道で見つけたので、勝手にエゾイチゲの名を付けました。この段階では、まだエゾイチゲの名をもつ植物があることは知らなかつたのです。
下山後、図鑑でエゾイチゲの名をみつけたときは、何かうれしくなりました。

白い花の撮影は難しい。特にこのは名は葯も白いので、色が映えません。

道東の花旅では、フギレオオバキスミレが咲く湿った地に群生していました。

−同じ科の植物−
2007.7.10 北海道大雪(画像にポインターをおいて下さい)
 2013.6.10  北海道    2007.7.10 北海道大雪
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