フギレオオバキスミレ |
スミレ科 キスミレ類 |
林縁、谷沿いの湿った場所などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。オオバキスミレの変種で、葉の縁に不規則な切れ込みがある。 葉はふつう3枚で、うち1枚が他と離れて付く。花期は5〜6月。北海道南西部に分布する。 〜徒然想〜 オオバキスミレには主に本州日本海側から北海道にかけて多くのタイプが見られ、亜種、変種、その中間型など、分類は非常に複雑です。 北海道のオオバキスミレについては、「北海道植物関連文献目録」ホームページが詳しく、その研究に敬意を払うものがあります。 フギレオオバキスミレはオオバキスミレの葉に深い切れ込みを入れたようなスミレで、その他の形態に違いはありません。 フギレキスミレという葉に切れ込みがあるタイプが知られていますが、こちらの葉は3枚が輪生状に付き、3枚の葉の1枚が離れて付く本種とは違いがあります。 画像のフギレオオバキスミレは、前調べした山に向かう途中で、北海道の花仲間から連絡が入り、急きょ当初の山の裏側に道を転じ撮影しました。感謝です。 熊でも出そうな森閑とした森は、朝もやに煙っていました。 −同じ科の植物− |
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2013.6.10 北海道 |
2013.6.10 北海道 | 2013.6.10 北海道 |
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