サンリンソウ |
キンポウゲ科 イチリンソウ属 |
山地の林下、林縁などに生える多年草で、高さは15〜30センチ。匐枝を出して繁殖し、群生する。茎葉は3枚が輪生し深く裂け、さらに欠刻する。 花(蕚)は1〜4個付け、白色、直径1.5センチほど。花期は6〜7月。本州中部以北〜北海道に分布する。 〜徒然想〜 イチリンソウ、ニリンソウとくれば、サンリンソウが見たくなります。どこにいるのだろうか・・・? 機会は思いのほか早く来ました。八ヶ岳に登る途中でみつけ、これだ! と思いました。往路の明け方にはまだ花開いていませんでしたが、午後にはしっかりと5弁の花を開いていました。 ニリンソウによく似ていますが、ニリンソウには葉柄がないのに対し、サンリンソウには葉に柄がしっかりと付いています。イチリンソウとは花びらも葉も全く違いますので、見分けが付けられると思います。 ただ、産地は思いのほか少ないのではないかと思い始めています。その後八ヶ岳や各地に出かけますが、あまり見かけません。イチリンソウやニリンソウに比べると、ずっと深山に生えます。 また、サンリンソウというものの、3輪以上の花を付けているものをまだ見たことがありません。宿題となっています。 −同じ科の植物− |
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2006.5.28 長野県八ヶ岳 |
2006.5.28 長野県八ヶ岳 |
2011.5.22 長野県大町市 | 2010.5.29 長野県霧ケ峰 |
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