エゾノハナシノブ |
ハナシノブ科 ハナシノブ属 |
亜高山帯の草地、林内などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。葉は奇数羽状複葉で、小葉は披針形〜広披針形で9〜12対あり、細長い。 花は茎の上部に散房状に付き、淡青紫色で直径1〜1.5センチ、5中裂する。萼は2分の1〜3分の2程度切れ込む。花期は6〜7月。北海道、本州北部に分布する。 〜徒然想〜 ようやく自生のエゾノハナシノブに出逢う機会に恵まれました。箱根湿生花園で初めて見たのは2006年でした。9年も経っていたのですね。ようやく自生種と差し替えられ、感慨深いものがあります。 しかも、自生地を訪れたのは6月の終わりで、花期には遅いと言われていたのです。 オオフガクスズムシソウを探しに入った森で思いがけなくみつけた時は、思わず”おーっ!”、と声に出してしまいました。 さすがに残り花ですが、うれしかったです。 (翌年新鮮な花を追加しました。) ミヤマハナシノブを北岳で見てからハナシノブの仲間が大好きになり、その後ヒダカハナシノブ、レブンハナシノブ、カラフトハナシノブ、クシロハナシノブなどの自生種を見る機会がありました。ありがたいことです。 次は、ハナシノブの自生種です。九州に咲く花です。 -同じ科の植物- |
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2015.6.30 北海道 |
2015.6.30 北海道 | 2015.6.30 北海道 | |
2016.6.3 北海道 | 2016.6.3 北海道 |
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