ノミノフスマ

ナデシコ科 ハコベ属

 
2017.3.18 東京都調布市   2017.3.18 東京都調布市


山野の道端、草地、河川敷などに生える1〜2年草で、高さは5〜30センチ。茎は株状になり枝を分け、下部は地を這い、上部は斜上する。葉は柄がなく、長楕円形で、先が尖る。
花は集散花序となり数個付き、白色で直径6ミリほど。花弁は5枚で、基部近くまで2深裂し、萼片より長い。茎、葉、萼片は無毛。花柱は短く3裂する。花期は4〜10月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

多摩川河川敷は身近な植物の観察地で、ふらっと花散歩することがたびたびです。
ノミノツヅリコハコベミドリハコベウシハコベなどハコベの仲間も多いですが、いつでも見られるという意識から、あまり撮影はしていませんでした。
ノミノフスマは全草毛がなく、葉は長楕円形で、茎に対して鋭角的に立ち上がります。花弁が萼片より長い点も特徴です。

花弁が萼片より短いノミノコブスマが報告されていますので、今度探してみることにします。

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