チリ原産の帰化植物。全国の海岸、河原、荒地などに逸出している多年草で、高さは30〜100センチ。茎は直立し、赤みを帯びることが多い。葉は互生し、線状披針形で、中脈は白く、縁に粗い鋸歯がある。
花は上部の葉腋に少数付き、直径3〜5センチ、花弁は黄色で、萎むと赤橙色になる。花期は5〜11月。
〜徒然想〜
夜から朝にかけて黄色い花を咲かせます。日中には萎んでオレンジ色になりますが、コマツヨイグサほど赤くはなりません。画像は、宿近くで朝食前に撮ったものです。
仲間にオオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサなどがあり、それぞれ葉の形、花の数、草丈、花が赤くなる(ならない)などの違いがあります。
本種は、前記のほか茎が赤みを帯びる、葉が細めで粗い鋸歯がある、中脈が白い線となる、などの特徴があります。
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