イヌガラシ

アブラナ科 イヌガラシ属

 
2021.4.10 東京都調布市   2021.4.21 東京都調布市


道端、荒れ地、河川敷、草地など、やや湿った地に生える多年草で、高さは10〜50センチ。茎は直立して分枝し、葉は長楕円状披針形〜卵形で、縁に粗い鋸歯があるか、羽状に分裂し頭小葉が大きい。
花は総状花序になり、花弁は黄色で直径4〜5ミリ、花弁を欠くものもある。果実(長角果)は円柱形で、長さ1.5〜2センチ。花期は4〜9月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

イヌガラシの仲間は、イヌガラシ、コイヌガラシ、ミチバタガラシ、スカシタゴボウなどが知られ、キレハイヌガラシなどの帰化種、これらの中間的な形態をもつ交雑種も知られ、見分けが非常に難しい仲間です。
主には、果実と果柄の形態、葉の形態で仕分けますが、中間的なものも多く、判断が難しいものが多いです。
イヌガラシは果実(長角果)が果柄よりも長く湾曲し、ミチバタガラシは湾曲しない点で異なり、花弁がありません。
スカシタゴボウの果実は長めの楕円形で、前者に比べると短く丸みがあります。
キレハイヌガラシは果実と果柄がほぼ同じ長さで、葉が羽状に深く切れ込みます。

−同じ科の植物−


 2021.4.21 東京都調布市    2021.4.21 東京都調布市