シマキケマン |
ケシ科 キケマン属 |
2007.3.18 沖縄県本島 |
海岸近くに生える2年草で、茎の長さは40センチほどになる。全体に粉白色を帯びる。葉は広卵形で2回羽状複葉、小葉はさらに羽状深〜全裂する。裂片は広卵形で欠刻がある。 花は淡黄色で、葉に対生して付く。刮ハは長さ4センチほどで線形、まっすぐで、くびれがない。花期は3〜4月。四国、九州、沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 初めての沖縄花紀行では、見るものすべてが珍しく、とにかく撮りまくった覚えがあります。それでも一つ一つの花の想いは残っていて、この花は車を停めた道ばたに生えていました。 ちょっと貧相な姿になっていましたが、花色が淡く、全体に白っぽいので、ミヤマキケマンとは違うなと想いながら撮りました。 花のシーズンオフは、撮った画像の整理に時間を費やしますが、撮ったときの情景を思い出すのも楽しいものです。関東からの遠征4人組が、沖縄の方々に案内をして頂きました。 長崎のキケマン類(シマキケマン、ツクシキケマン、ホザキキケマン)は、いずれもが市街地に近い石垣やブロック塀などの隙間に生えていました、遠見ではいずれも同じに見えます。花の色や大きさ、果実の形態などを見比べながら撮影します。 シマキケマンの花はやや白みを帯びた黄色で、刮ハはまっすぐでくびれがありません。茎は赤味を帯びています。 −同じ科の植物− |
2019.4.6 長崎県 | 2019.4.6 長崎県 |
2019.4.6 長崎県 | 2019.4.6 長崎県 |
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