ツクシキケマン |
ケシ科 キケマン属 |
海岸や低地の草地、荒地などに生える2年草で、高さは40〜60センチ。茎は基部から分枝し、太く赤みを帯び中空である。葉は2〜3回3出複葉で広卵状三角形、小葉は深裂し、さらに欠刻がある。 花は茎頂に総状花序を作り、多数の花を密につける。花冠は黄色で長さ1.5〜2センチ。花期は3〜6月。刮ハは広線形で長さ3センチほど、数珠状にくびれる。種子は1列に並び、表面に円柱状の突起が密にある。中国地方、九州に分布する。 〜徒然想〜 長崎のキケマン類(シマキケマン、ツクシキケマン、ホザキキケマン)の中では一番大型でした。背丈は1メートルを超えていたのではないでしょうか。 花も大きく、花序には沢山付いています。花の開口部は白色です。 刮ハは曲がり、数珠状にくびれるのが目立ちます。 幹線道路を走っていると、道の反対側に黄色い塊りが見えたので停めると、この花でした。明るい陽射しの中での撮影には気を遣いました。 −同じ科の植物− |
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2019.4.6 長崎県 |
2019.4.6 長崎県 | 2019.4.6 長崎県 |
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