モイワシャジン |
キキョウ科 ツリガネニンジン属 |
山地の岩場などに生える多年草で、高さは30〜90センチ。根出葉は腎形又は卵心形で長い柄があり、茎葉は普通3〜4個が輪生し、披針形〜卵形、先は尖り、縁には鋸歯がある。 花は総状花序となり、花冠は広鐘形、長さ2センチほど、淡紫色又は白色で、花柱は花冠から少し突き出る。萼裂片は披針形で鋸歯がない。花期は7〜9月。本州東北地方〜北海道に分布する。 〜徒然想〜 チェックしていた花は、まだ蕾でした。 幸か不幸か、翌日の硫黄山シレトコスミレへの登山が悪天候で延期し、2日後に再訪することになりました。お蔭でこの花は開花が始まっていました。何が幸いするか、分かりません。 近くにはミヤマラッキョウ、ナンテンハギ、シロバナオドリコソウなど多くの花が咲いていて、狭いながらもなかなかの花の名所です。 名が札幌市の藻岩山にちなむこの花は変異が多いのですが、花が総状に付き広い鐘形、萼裂片が披針形で鋸歯がないなどの特徴があります。 傍らで見られる細かく分かれた葉はこの地の特産種のエゾノヨモギギクですが、こちらはまだ固い蕾でした。黄色い花が見たかったのですが、そう全てがうまくいきません。 -同じ科の植物- |
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2015..7.5 北海道 |
2015..7.5 北海道 | 2015..7.5 北海道 |
2015..735 北海道 | 2015..7.3 北海道 |