オドリコソウ

シソ科 オドリコソウ属

山野の道端 林縁の半日陰地などに生える多年草で、高さは30〜50センチ。葉は対生し、卵状三角形〜広卵形で、先は尖り、縁には粗い鋸歯がある。
花は上部の葉腋に唇形花を付け、花冠は淡紅紫色〜白色で、長さ3.5センチほど。花筒は基部で曲がって立ち上がり、上唇はかぶと状、下唇は3裂する。花期は4〜6月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

オドリコソウ。きれいな名前ではありませんか。淡いピンクの着物を着た娘達が、笠をかぶって踊る姿を連想したら、あなたは相当なロマンチスト。私は・・・・・・?。
野山の木陰に群生するとありますが、高尾では沢沿いの草むらに群生し、明るい陽射しの中で踊っていました。

関東では主に淡紅紫色の花を見かけることが多いですが、北海道や北方の地では白花が当たり前に咲いています。
白花品をシロバナオドリコソウと呼びたいところですが、品種としてのその名は無いようです。ヒメオドリコソウの白花品には、シロバナヒメオドリコソウ(f. albiflorum)の名が付いています。

-同じ科の植物-

2006.4.23 東京都高尾
   2006.4.23 東京都高尾  
 2013.6.11 北海道   2007.6.2  新潟県 
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